悪質運転厳罰化審議入り
危険な運転による死傷事故に対する新しい罰則を定めた「自動車運転死傷行為処罰法案」が14日、衆院法務委員会で審議入りしました。
しかし、通常国会の会期末は今月26日に迫っており、今国会での成立は厳しい見通しです。
新法案では、危険運転致死傷罪を刑法から移した上で適用する違反のケースを増やしたほか、無免許運転だった場合の罪を重くする規定を盛り込んでいます。
この法案は京都・亀岡で起きた無免許暴走事故や栃木・鹿沼で発生したてんかん発作によるクレーン車事故の遺族らの「現行の危険運転致死傷罪の適用範囲が狭すぎる」と法改正を求めたことから、政府が新法案を提出しました。
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