てんかん患者の就職
てんかん患者の就職
とネット等で検索すると沢山出てきます。その殆どはてんかん患者と言えない、言えば断られる、とてんかん患者の就職は厳しい状況にあると書かれています。
一番の理由はてんかんに対する理解不足、それに企業としてはわざわざリスクを抱えるような事は避けたい。ある意味リスクヘッジです。
どんなに自己管理をきちんとしても、発作が出ないとは言い切れません。それでもてんかん患者の約6割は就労していると聞きます。その約6割の就労先は企業も就労機会を与えるために努力しているのでしょう。
※現実に約6割の方は就労出来ていると言う事実、0では有りません。医師による就労可否の診断書持参で面接するぐらいの気持ちを持って欲しいです。
隠さずに自分の病気を申告する勇気、その人に合った労働条件・環境を提供する企業、この2つが無ければ就職は困難です。で、隠して就職、発作で退職、となります。なので、派遣やバイト生活の人も多いようです。
こんな言葉が有ります。
オープン雇用
病気を隠さず、企業も労働条件、環境を整える。
クローズ雇用
病気を隠し、職種によっては死の恐怖と闘いながら。この、約2割と言われるクローズ雇用の人達が原因で、
の、ようになるのです。
ただし、その人達だけの責任とは言い切れません。
差別や偏見
知らない、知識の無い私達にも責任がないとは言い切れません。もっと行政や日本てんかん学会・協会などは広報活動をするべきではと想います。望んでてんかん患者になった訳では有りません。病気なんです。持病持ちって沢山いるでしょ。自慢じゃ無いですが私だって持ってます。
てんかんって、隠さなければ他に危害を加えるような精神疾患では無いですよ!!
私からのアドバイス
人事だからと言われるかも知れませんが、言う人は言って下さい。希望の就職先での面接に、医師の診断書を持っていった方はいるのでしょうか?医師により就業可能と書かれた診断書を!!
全てをさらして堂々と面接に望めば、まともな企業であれば合否はともかく、真摯に対応してくれる筈です。また、てんかんに対しての知識も学ぶでしょう。
ネットの書き込みでは、とにかく隠す、隠しながら、職種によっては死の恐怖と闘いながら・・・でも隠す。
おかしくないですか?
今、世間のてんかんに対する風当たりは最悪です。
だからチャンス!!
日本てんかん学会 ・日本てんかん協会は、てんかんと言う病気を広く世間に認知させる。